TB-901 スチールベッド

マッサージベッドレビュー TB-901 スチールベッド

高田ベッド製作所製の中でも歴史のあるスチールベッドのレビューです。今回は強度部分や構造部分を中心にレビューしていきます。

天板強度は低め。

スチールベッド 天板裏の構造

製品名はスチールベッドですが、脚部以外の構造は木製です。

定番のDXマッサージベッドと比べると、スチール枠は省略され、代わりに木製ハリが取り付けられています。負荷のかかる中央のハリにはアングルが取り付けられ補強がされています。

スチール脚部はコーナー金具に取付ます。

スチールベッド 天板裏コーナー

取付時、脚部をコーナー金具の奥までしっかりと差し込むのがポイントです。脚部構造は両端のH脚構造に加え、丸ハリを通すことにより安定感を高めているため、グラつき等を感じることはありません。組立作業は若干複雑なので、予め同梱されている取扱説明書を確認しておきましょう。

2cmのクッション厚は診察向け。

スチールベッド クッション部分

スチールベッドを無孔タイプでご注文いただいた場合、クッション厚は2cmで製作されます。(有孔製作時は3cm)

2cmのクッション厚は、薄手のため底打ち感もあり、長時間の施術には不向きと言えるでしょう。

こんな方にオススメします。

良くも悪くもクラシックな作りです。強度を必要とする用途の場合、木枠内側にスチール枠を内蔵したDXマッサージベッドや、同価格帯のDXボディベッドオススメしたいところでしょう。クッション厚も無孔タイプで2cmと、診察等にフィーチャーした仕様です。

ただし、前述した通りオールドタイプです。これから導入を検討されている先生方には、強度も高く、組立もシンプルなDXベッドシリーズが無難でしょう。

価格ではDXマッサージベッドと比べ、3,000円ほど安価設定です。従来からスチールベッドを愛用されている先生方の、ベッドの入替目的や増大にオススメします。

製品名 詳細/ご購入ページ
スチールベッド http://www.embassy.co.jp/tb-901.html